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2018年1月29日月曜日

子どもの居場所としての建物の話

いわゆる「子どもの居場所」ということの建物として、「民家を活用したもの(元民家、現在進行形で居住しているものの両方を含む)」と「最初から居場所として用意したもの」として大別できると思います。

例えば、僕が今、お仕事を頂いている事業所として、放課後等デイサービスえるそるむなかたがありますが、そこは民家を活用している場になります。

もう一つ、ボランティアでお邪魔しているキッズクローバー光が丘は、目的に沿って建てた建物です。


どちらにも良さがあり、それを活かした場づくりというのが望ましいと思います。

もちろんどちらにせよ、子どもへの関わりとしては、子ども理解を深める、障がい理解を深めるというのが前提に必要です。

ただし、これは「人」の話ですね。


では「建物」としての役割は?

今日は昼間、とある方とお喋りする中で「民家」「家」の良さについてひとしきり語り合ったので、まずはその点について。

「家」の良さは、何と言っても「生活感が漂う」ところ。

その“生活感”の中で得られるものの大きさは計り知れません。
それを味わっていくこともとっても大切だと思うのです。

また、生活に根差した、生活をイメージした支援と言うのは展開しやすいように思います。
そこにこそ、こういう場の意味があるのだと僕は感じます。

僕が自宅の一室を仕事に活用するのもそういう意図も含んでいますし。


一方、仮に事業所型という表現を使うとして、そちらの良さは、何と言ってもバリアフリーや必要設備の充実、「支援」「仕事」のしやすさや導線の利便性があると思います。

子どもたちは案外と整った環境下で「過ごし方」を見出しやすいように思います。
それを場を離れたときに繋げていくのが支援者には必要なのかもしれません。


僕はいま、「空き家」を探しています。

「生活に根差した」ぐるんぱの活動の根っこを表現していく場として、民家を活用したものが良いとの思いがあるからです。

その中で、出来ることを広げていきたいな、と思うのです。
(発信してみるものです。いろいろと「空き家」の情報が集まってきていて、思いの外、早く形にできるかもしれません。その辺も進捗具合をお知らせしていきます)

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