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2018年1月27日土曜日

居酒屋に行きたい、というニーズ

ここのところぐるんぱへのお問い合わせを立て続けに頂いています。

プール、学習共に。

保護者の方々が新年度のスケジュール、生活リズムを考えるために動いたり考えたりし始めているのでしょう。

ぐるんぱのプールは競技のためではなく、余暇活動の一環としてのプールですし、学習も長期的に見たときに余暇や選択というものに繋がることを目指していて、学力向上ありきのものではありません。

そういうことを都度説明させて頂いた上で面談や相談へと入っていきます。

そう、子どもや青年の余暇活動支援ということが根っこにはあります。

そしたら、つい先日こんなお問い合わせを頂きました。

軽度の知的障がいを持つ青年の親御さんからのお問い合わせで、居酒屋に連れていって食事をしてきて欲しい(居酒屋デビューをしたい)、とのことでした。

なるほど。

こういうニーズもありますよね。

結局、今の僕のキャパでは難しいことと、青年との関係性が無いまま受けられることではないように思いお応えすることが出来ませんでした。

どうやら、僕のところに問い合わせたのにはいくつか理由があったようです。

・親とは違う人と行ってみたいと言う本人のニーズ(分かる気がします)。

・人混みが苦手で外食も滅多にしないけど、“飲み会”“居酒屋”という言葉に興味があり、行ってみたいと本人が漏らすことがある(僕も初めての“飲み会”にはドキドキワクワクしました)。

・通っている事業所での余暇活動として、外食はあるし、年に数回は夜に食事会があるらしいのですが、いつも同じ面子。
(多分、これは問題として抱える人が多い気がします。「今日は誰と食事をしてくる!」となかなか選択出来ないのでしょう)

・特定の路線の電車やバスしか乗った経験がなく、タクシーも一人ではなかなか利用出来ないので、一人では出掛けられる場所が限られていて、どうしても同行者が必要(足がないと外食は億劫ですよね、余程近場に無いと)。

大まかに言うと、こういう“カベ”があったようです。

例えば数年プールや学習で付き合ってきて、関係性も出来ている子や、僕のもとを卒業していったという教え子たちとなら、将来的に出来る企画かもしれません。

今の僕では、初対面の人と居酒屋へ、というのはなかなか難しい。

でも、こういうニーズも恐らく掘り起こせば結構出てくるんですよね。

そういうニーズも満たせるものを将来的に用意できるか…

また考えることが湧いてきた(笑)

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