福祉と教育は、明らかに立場も役割も違います。
福祉で出来ない部分を教育で、教育で出来ない部分を福祉で。
絶対的にその区別は必要です。
で、僕自身、障がい児教育と障がい福祉の中間的位置で仕事をしているわけですが、自覚としては「福祉より」だと思っています。
学力を上げる、という事で言えば学校の先生方や塾講師の方達には、指導力は及ばないです。
ですが、教育という視点から手が届かない、という時にはしっかりと引き受ける準備があります。
つまり、「学習に向かうため(教育へ繋ぐため)の準備」が僕の役割です。
準備をしていき「学習の機会を創出する」というイメージです。
一緒に練習をして、学校なり家庭でも学習に向かえるだとか、人との関わりを重ねられるようになるだとか、そういうものを身に付けてほしいのです。
福祉の場で出来ることに限界はありますし、教育の場でも出来ない部分を請け負い、福祉で出来ない部分を教育に返して…。
そういう連携が欠かせないんだとおもいます。
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