日常生活って、とても大切だと思います。
療育だ、訓練だ、と言って、どんなに頑張っても、日常生活のささいなところを疎かにしていては、生活が整うわけもありません。
食事の仕方、起床や就寝時間、小さいところで言えば靴を脱いだ時に揃えるだとか、洋服をきちんと着るだとか…
そういうところを雑に流してしまうと、落ち着くものも落ち着かなくなります。
生活のなかにこそ、生活を整えるヒントや必要な要素があると思います。
逆に言えば、日常生活そのものが療育になり得ると思います。
療育や訓練そのものを目的にするのではなく、あくまでも日常生活を少しでも良くする、豊かにするために療育や訓練があるのです。
それらをしていることで満足感に浸って終わってしまうのは本末転倒というものです。
日常生活と療育や訓練、この歯車を噛み合わせることで、初めて意味を成すと思います。
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