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2016年9月21日水曜日

何故下書きをするのか?と考えたら、下書きをさせない、というのもアリだと思った話。

絵を描くときでも、文章を書くときでも「下書き」をすることがあると思います。
あるいはしたことがあると思います。

何故下書きをするのか?

失敗しないようにするためですよね?

「失敗体験をしない(させない)」と捉えると下書きは必要と言えます。

でも反対に「自信がないから下書きをしている」とも捉えられると思いませんか?

だから下書きはラフになりがちだし、薄くなるんです。

自信があれば下書きは不要なんです。

学習の場に目を移すと、特に算数や数学では、余白などに途中の計算などをすることがあると思います。
それを薄く、こちょこちょっとしている子どもって多いと思います。

その「こちょこちょ」した感じをさせない、というのもありかな?と思いました。
こちょこちょしているのは、自信の無さの現れなんじゃないか?と。

計算を解かせるときにボールペンを使って、濃く、消せない、という状態を強制的に作ってしまうのです。

「消せない」と思うから、慎重になりますし、濃いから(符号などの)見落としも減るんじゃないかな?と考えてみました。

今日、それをある子に提案したら、上手くハマりました。
いつもは小さい字で、ダー!っと書いてしまう子がゆっくりと確かめるように問題を解き始めました。

そしたら「ゆっくりだったけど間違わずに出来た」と自分で達成感を味わっていました。

これでしっかりと自分で、落ち着いて確認しながら解くことが定着してきたら、鉛筆で、しっかりとボールペンと同じように書く練習をする…。

上手くいかないかな~?

楽しみです。

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