つい今しがた、TVで三遊亭円楽さんの落語を見ていました。
こう言うと上から目線のような気がしますが、他に言葉が見つからないので…
さすが!の一言でした。
学ぶものが多いです。
話始めの導入の際には、羽織を着ていて本題に移る間際にゆっくりと羽織を脱ぎ始めるんですが、その流れの自然なこと!
そして落語ですから、身振りと言うか動きのある表現が言葉と併せてあります。
その動作と言葉の表現で、聞き手に場を鮮明に想像させるんですね。
僕なんか、聞きながら段々円楽さんが、円楽さんに見えなくなっていました。
登場人物の二人の男に見えてくるんです。
人に伝える、ってこういうことなんだと思います。
自分の頭の中にあるイメージを相手に共有させる。
子どもたちにしても、保護者にしても、誰かに僕の考えなり意見を伝えるというのは、円楽さんの落語のように鮮明に相手に届ける必要があるのかもしれません。
あるいは、相手に想像を膨らませるような話し方である必要があるのかもしれません。
語気、言葉の選び方、身振り…そういうものにもっともっと注意深くなって、相手に伝わる方法を模索していきたいものです。
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